北海道臨床心理士会 会員の皆様
平素より大変お世話になっております。寒さが厳しい日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。研修部局の菅原奈緒です。標記の件につきましてご連絡申し上げます。
来る2025年3月2日日曜日に、『トラウマインフォームドケア~被害者支援を考える~』をテーマとして、
2024年度北海道臨床心理士会第3回研修会を開催いたします。今回の研修会では、研修部局と被害者支援委員会の共同で、『トラウマインフォームドケア』についての講演、シンポジウムを企画しています。被害者支援では、狭義のトラウマ体験を扱いますが、トラウマ体験は特別なものではなく、日常の臨床で出会っていることと思います。すべての人にトラウマ体験の影響があるかもしれないことを念頭に置いたケア(=トラウマインフォームドケア)について学び、もう一度私たちの日常の臨床を見つめ直すことや、トラウマケアの実際を知ることでトラウマへの対処についての選択肢を増やせるような時間にしていきたいと考えております。
講師には、厚生労働省こころの健康づくり対策事業「PTSD対策専門研修」等でも講師を務めている、東京大学の西大輔先生にお願いしており、トラウマについて基本からしっかりと学ぶことができる内容となっております。
なお、同月16日には理事会と研修部局共催の自殺予防についての研修会が開催予定です。年度末の忙しい時期となり、会員のみなさまにおかれましては日程調整の面で大変にお手数をおかけすることになることが予想されますが、多くのみなさまにご参加いただけますと幸いです。
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日時:2025年3月2日(日) 10時~16時(12時00分~13時00分 昼休憩)
場所:札幌市男女共同参画センター(エルプラザ)中研修室 & zoom
※現地参加とオンライン(zoom)参加のハイブリット開催です。
午前の部
10時~12時
講演: 『トラウマケアをとりまく状況』
講師; 西 大輔 先生
(東京大学医学部・医学系研究科)
午後の部
13時~16時
シンポジウム: 『被害者支援を考える』
指定討論: 西 先生
13:00~13:55 「警察で行う被害者支援(仮)」
シンポジスト: 前田 幸子 先生(北海道警察)
13:55~14:50 「弁護士による被害者支援(仮)」
シンポジスト: 千崎 史晴 先生(札幌弁護士会)
15:00~15:55 「トラウマとそのケアについて(仮)」
シンポジスト: 橋本 幸子 先生(トラウマと対人援助職のためのカウンセリングルーム 凪)
【お申込方法につきまして】
お申込は「Googleフォーム」への入力が必要です。
必ず「Googleフォーム」より参加登録をお願いいたします。申込は以下のURLよりお願いいたします。
参加費 2,000円
※参加費は事前振り込みとさせていただきます。お振込みをもって申し込み完了となります。
※参加費は銀行振り込みのほか、Peatixでもお支払い可能です。自動返信の案内に従ってお支払いをお願いいたします。
※Peatixご利用の場合,手数料として+300円かかります。
<お申し込み期日>
2025年2月25日(火)まで
<オンラインでのご参加の場合>
当日のZoomのアドレスを3日前までに電子メールにてお送りします。
当日、開始時刻10分前からつながるように設定しています。メールが届かない場合は必ず【前日までに】ご連絡ください。開催日当日のご連絡には対応できない場合があります。
〔本研修会は第2領域の臨床心理士資格更新ポイントの要件を満たしております。〕
研修部局長 菅原奈緒 被害者支援担当理事 塩見卓也
【研修部局】
五十嵐麻希・オフラハティ玉置陽香・木下弘基・寺崎真一郎・平野直己・藤城亜希子
連絡先: kenshukai@hokkaido-cp.net(事務局:大倉雄一)