北海道臨床心理士会 会員の皆様
平素より大変お世話になっております。研修部局の菅原奈緒です。
標記の件につきましてご連絡申し上げます。
来る11月10日(日)に2024年度北海道臨床心理士会第2回研修会を開催いたします。
今回のテーマは『”受容“”共感“を学び直そう~PCTと心理的成長パラダイム~』です。
多くの心理専門職が必ず一度は触れるだろう用語があります。いわゆるロジャーズの3原則である『無条件の受容』『共感的理解』『自己一致』、セラピストの態度の中核条件です。
ですが、この中核条件が実際の臨床場面においてどうはたらくのかを、わたしたちはどれだけ理解しているといえるでしょうか。
本邦においてパーソン・センタード・セラピー(PCT)の実務を伝えることにご尽力されている中田行重先生は、著書である【臨床現場におけるパーソン・センタード・セラピーの実務:把握感 sense of gripと中核条件】の中で、中核条件を心理臨床の実務へとつなぐ具体論を示し、PCTの「人には実現傾向と呼ばれる成長力・自己治癒力が備わっている」という心理的成長モデルの重要性を述べておられます。
こういったことについて【知っているようで知らない、もう一度教えてほしい】という方も、少なくないのではないでしょうか?
本研修会が、様々な領域でご活躍される会員の皆さまが、上記をテーマとしたご講演と事例検討を通じて日々の臨床を振り返り、支援の対象者とどう向き合うか、深く考える機会となればと思います。
当日は、中田行重先生(現在 関西大学人間健康学部 教授)をお迎えし、ご講演をいただきます。
後半は前半の中田先生のご講演を受け、神田一希先生(児童養護施設 興正学園)に臨床実践をご報告いただき、フロアを交えたディスカッションを予定しています。
皆さま、どうか奮ってご参加ください。よろしくお願い申し上げます。
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日時:2024年11月10日(日) 10:00~16:00(12:00~13:00休憩)
開催形式:オンライン(zoom)
【第1部】 基調講演 10:00~12:00
『パーソン・センタードの中核条件(共感・受容・一致)と心理的成長パラダイム』
講師 中田行重先生(関西大学人間健康学部教授、桂メンタルクリニック(京都)カウンセラー、臨床心理士、公認心理師、PCA-Kansai代表)
【第2部】 午前のご講演を受けての事例検討会 13:00~16:00
発表者 神田一希先生(児童養護施設 興正学園)
*事例のタイトルは、後日お知らせいたします。
申込は以下のURLよりお願いいたします。
お申し込みフォームはこちらから
※お申し込み受付は終了いたしました。お申し込みの先生にはZoomのご案内をお送りしておりますので、メールをご確認ください。
参加費 2,000円 ※Peatixご利用の場合,手数料として+300円かかります。
※参加費は事前振り込みとさせていただきます。お振込みをもって申し込み完了となります。
※参加費は銀行振り込みのほか、Peatixでもお支払い可能です。
<お申し込み期日>
2023年11月5日(火)まで
<オンラインでのご参加の場合>
当日のZoomのアドレスを3日前までに電子メールにてお送りします。
当日、開始時刻10分前からつながるように設定しています。メールが届かない場合は必ず【前日までに】ご連絡ください。開催日当日のご連絡には対応できない場合があります。
研修部局長 菅原奈緒
連絡先: kenshukai@hokkaido-cp.net