来る6月25日(日)に一般社団法人北海道臨床心理士会 令和5年度第1回研修会を開催いたします。
今回のテーマは「改めて学ぶ薬物療法と心理支援~向精神薬 集中講義~」といたしました。
心身のケアに携わる心理職にとって、薬物療法の知識は必要不可欠です。
これまで向精神薬について学ぶ機会や、服薬中の方の支援にあたる機会があったことかと思います。
同時に、「お薬は専門外」、「教科書で得た知識しかない」、「処方内容を把握してどうすればいいの?」、
「薬物療法を巡る問題への対応は難しい」等の課題意識をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の研修会では、基調講演に本会会員で精神科医の田中康雄先生をお招きし、
心理職が知っておくべき向精神薬の知識や、処方の背景にある医師の意図等についてご講義いただきます。
後半のシンポジウムでは、薬物を巡り経験することが多い課題について、3人の先生方にご発表いただきます。
処方薬の過量服薬を巡る対応、投薬が必要な場合の医療へのリファー、服薬アドヒアランスの向上等、
医療領域はもちろん、その他の領域で働く会員にも参考にして頂ける、実践に基づく内容となっております。
薬物療法と心理支援が相補的に機能するために私たち心理職に何ができるのか、
ご参加の皆さまが、改めて学び考える機会としたいと思っております。
初学者の会員からベテラン会員まで、奮ってご参加頂きますようお願い申し上げます。
※本研修会は臨床心理士資格認定が定める第2領域のワークショップ型研修会に該当します。
記.
2023年度第1回研修会
「改めて学ぶ薬物療法と心理支援~向精神薬 集中講義~」
<内容>
【第1部】13:00~15:00 基調講演「向精神薬 集中講義(仮)」
田中 康雄 先生(こころとそだちのクリニック むすびめ)
【第2部】15:00~18:00 シンポジウム
高井 美智子 先生(埼玉医科大学)
津山 雄亮 先生(札幌医科大学附属病院)
安喰 智美 先生(札幌なかまの杜クリニック)
※※お申し込み受付は終了させていただきました。※※